2007年06月27日(水) 22:39
『憑神』
ちびちび的プチ評:
迷いながら創って、慌しく終わった感じです。
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
配給 : 東映
監督 : 降旗康男
原作 : 浅田次郎
撮影 : 木村大作
出演 : 妻夫木聡、夏木マリ、赤井英和、香川照之、西田敏行
あらすじ:
幕末。別所彦四郎は、婿養子に行った先から離縁され、兄夫婦の家に居候という、肩身の狭い思いをしていた。
あるとき彦四郎は、旧友、榎本武揚と再会する。そば屋の親父が言うには、榎本が出世したのは、向島にある「三囲り(みめぐり)稲荷」にお参りしたからだという。
その帰り道、酔った彦四郎は「三巡り(みめぐり)稲荷」を発見。ここぞとばかりに神頼みする彦四郎だったが、それは「みめぐり」違いで、災いを呼び寄せるお稲荷様だった…。(goo映画より)
ちびちびは映画に限らず、ドラマも舞台も好きです。
要は、「お芝居」が好きなのです。
お芝居を見る上の大前提として、
その役が、その役に見えること。
が、あると思います。
その点でいくと、ぜーんぜん、
そうは見えない人たちがいっぱいの映画でした。
元夫婦なのに、元夫婦に見えない。
相撲取りなのに、相撲取りに見えない。
はぁ〜。
も少し、ちゃんと役を作って、芝居を見せて欲しい。
例えば。
妻夫木聡さん演じる彦四郎と、
元妻・八重の笛木優子さんのシーンです。
貧乏神を義父(八重のお父さんね)に振ったため、
家屋は全焼、一文無しになってしまいます。
元妻と一人息子の身を案じた彦四郎がやって来て、
握り飯を渡し、なぐさめ、キスをする。
この夫婦、愛し合っていたのに父に引き裂かれ、
会ったのは一年ぶりくらいのはず。
なのに、なぜにそんなに他人行儀なの?
なぐさめて励まそうとしてる人が、そんな口調でしゃべるかいよ。
夫婦のキスが、なんでそんなにぎこちないのさ。
そんで、なんでそんなに冷めてるのさ。
まーったく、「愛情」が伝わってこない。
ちびちびの胸にはスーッと冷たい風が吹きました。
だって、明らかに。
夫は遠慮してるし、妻は嫌がってるし。
映画を通して、とても慌しい雰囲気が伝わってくるのです。
まるで大急ぎで作ったかのような・・・。
原作よりも「運命を自分で切り開こうとする若侍」をふくらませて、
神との対決にも、おもしろい結末を作ったと思います。
でも、前半で積み上げていくものがないので、
なんとも中途半端にクライマックスを迎えてしまいます。
落ちもカタルシスもないまんまです。
この映画を観て、
運命に流される人生よりも、
自分でつかもうとする方が愉快だぜ!
とか、
そのためには、責任も追うんだよ〜
とか、思う人がいるのかしらん。
そう!
どっちに行きたいのかが、はっきり分からないのですよ!
人情劇なのか、青春劇なのか、はたまたコメディなのか。
これは脚本の失敗では?
画はとてもきっちりしっかり詰まっていましたから。
エンディングで、いきなり現代になり、
原作者の浅田次郎さんが登場します。
そして、米米CLUBクラブの「御利益」の歌。
なんだ、やっぱりコメディにしたかったのでは?
と思ってしまいました。
いつもの評価だと、
0.5個にしたかったのですが、
絵文字を半分には切れないので、
やむなく「雪だるま
」にしときました。
DVDはこちら!
ちびちび的プチ評:
迷いながら創って、慌しく終わった感じです。
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
配給 : 東映
監督 : 降旗康男
原作 : 浅田次郎
撮影 : 木村大作
出演 : 妻夫木聡、夏木マリ、赤井英和、香川照之、西田敏行
あらすじ:
幕末。別所彦四郎は、婿養子に行った先から離縁され、兄夫婦の家に居候という、肩身の狭い思いをしていた。
あるとき彦四郎は、旧友、榎本武揚と再会する。そば屋の親父が言うには、榎本が出世したのは、向島にある「三囲り(みめぐり)稲荷」にお参りしたからだという。
その帰り道、酔った彦四郎は「三巡り(みめぐり)稲荷」を発見。ここぞとばかりに神頼みする彦四郎だったが、それは「みめぐり」違いで、災いを呼び寄せるお稲荷様だった…。(goo映画より)
ちびちびは映画に限らず、ドラマも舞台も好きです。
要は、「お芝居」が好きなのです。
お芝居を見る上の大前提として、
その役が、その役に見えること。
が、あると思います。
その点でいくと、ぜーんぜん、
そうは見えない人たちがいっぱいの映画でした。
元夫婦なのに、元夫婦に見えない。
相撲取りなのに、相撲取りに見えない。
はぁ〜。
も少し、ちゃんと役を作って、芝居を見せて欲しい。
例えば。
妻夫木聡さん演じる彦四郎と、
元妻・八重の笛木優子さんのシーンです。
貧乏神を義父(八重のお父さんね)に振ったため、
家屋は全焼、一文無しになってしまいます。
元妻と一人息子の身を案じた彦四郎がやって来て、
握り飯を渡し、なぐさめ、キスをする。
この夫婦、愛し合っていたのに父に引き裂かれ、
会ったのは一年ぶりくらいのはず。
なのに、なぜにそんなに他人行儀なの?
なぐさめて励まそうとしてる人が、そんな口調でしゃべるかいよ。
夫婦のキスが、なんでそんなにぎこちないのさ。
そんで、なんでそんなに冷めてるのさ。
まーったく、「愛情」が伝わってこない。
ちびちびの胸にはスーッと冷たい風が吹きました。
だって、明らかに。
夫は遠慮してるし、妻は嫌がってるし。
映画を通して、とても慌しい雰囲気が伝わってくるのです。
まるで大急ぎで作ったかのような・・・。
原作よりも「運命を自分で切り開こうとする若侍」をふくらませて、
神との対決にも、おもしろい結末を作ったと思います。
でも、前半で積み上げていくものがないので、
なんとも中途半端にクライマックスを迎えてしまいます。
落ちもカタルシスもないまんまです。
この映画を観て、
運命に流される人生よりも、
自分でつかもうとする方が愉快だぜ!
とか、
そのためには、責任も追うんだよ〜
とか、思う人がいるのかしらん。
そう!
どっちに行きたいのかが、はっきり分からないのですよ!
人情劇なのか、青春劇なのか、はたまたコメディなのか。
これは脚本の失敗では?
画はとてもきっちりしっかり詰まっていましたから。
エンディングで、いきなり現代になり、
原作者の浅田次郎さんが登場します。
そして、米米CLUBクラブの「御利益」の歌。
なんだ、やっぱりコメディにしたかったのでは?
と思ってしまいました。
いつもの評価だと、
0.5個にしたかったのですが、
絵文字を半分には切れないので、
やむなく「雪だるま
」にしときました。
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