2008年05月30日(金) 22:31
![]() | ドミノ (角川文庫) 恩田 陸 ちびちび的プチ評: ![]()
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一億円の契約書の到着を待つ保険会社のOLたち。
契約を取りに千葉まででかけた、その上司。
舞台のオーディションに来て、下剤を盛られた女の子。
ミステリ研究会の次期会長の座を争う大学生たち。
別れを切り出す男と、毒薬をしのばせる女。
待ち合わせ場所にたどり着けず、彷徨うおじいちゃん。
句会のオフ会に向かう警察OB。
次回作の取材にやって来た映画監督とペット。
そして、謎の「試作品」を探す青年。
てんでばらばらのシチュエーションが折り重なって、
東京駅で出逢う時、ドミノが次々と倒れていきます。
そうなったら、もう、止められない!
序盤は、登場人物の状況紹介などがバラバラに続きます。
なにしろ人数が多い上に、舞台もさまざま。
ドミノというよりは、ピンボールマシンを思わせる。
ホントに、てんでバラバラなんですもん。
いったいどうなることかと思いきや。
途中からようやく、少しずつ触れ合い、すれ違いしていき、
全てのベクトルが東京駅に集中していきます。
ここからは、もう一気読みでした。
こんだけたくさんの登場人物がいて、
最後までみんなちゃんと忘れられずにいます。
ちゃんと落ち着くところに落ち着く。(当然ですが)
バイクで東京駅内をかっ飛ばすなんて荒唐無稽ではありますが、
それだけに大いに笑わせてもらいました。
エリコ姉さん、かっこいいです!
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