人生万事塞翁が馬。 でも、なんだかこんがらがってしまうことが多い日々。
           
『さくらん』
2007年07月29日(日) 14:06
『さくらん』

メンチきりまくり!  ちびちび的プチ評
  美術がすんばらしくキレイ!それだけが印象に残りました。


製作年 : 2006年
製作国 : 日本
配給  : アスミック・エース エンタテインメント
監督  : 蜷川実花
原作  : 安野モヨコ
脚本  : タナダユキ
出演  : 土屋アンナ、椎名桔平、成宮寛貴、木村住乃、菅野美穂

女のバトル あらすじ:
お蘭によって吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女。きよ葉と名付けられた彼女は、高級花魁・粧ひに面倒を見られることになった。玉菊屋から脱走を図り続けるきよ葉だったが、粧ひに導かれ吉原一の花魁を目指す事を決意する。
やがて17歳となったきよ葉は、美貌と鼻っ柱の強さで一躍江戸中の注目を集める存在に。そんなきよ葉は、お客として来たうぶな青年・惣次郎と初めての恋に落ちるのだが…。(goo映画より)


写真家・蜷川実花さんの劇場公開長編初監督作品!
原作は安野モヨコ!
音楽は椎名林檎!
主演は土屋アンナ!
と、話題となったこの作品ですが、
それぞれ一つずつ見るとよかったのに、
一本の映画となると「う〜む」となるのはなぜだろう・・・。

毒が毒を打ち消した。
というほど、毒があるわけでもなく。
没個性的で際立っていないわけでもなく。
ただただ、
「ハーモニー」として成立していなかったのかな〜。

原作の漫画は読んでいないので横においとくとして、
土屋アンナちゃんの花魁姿、かわいかったです。
椎名林檎さんの音楽、しびれました。
でも、見終わって、後に残るのは、
極彩色の世界だけなのです。
ちびちびはお話と演技を見たい人なので、
お話に深みがなく、
人物に悲しみも強さもみえなかったから
視界に入らなかったということでしょう。

カラフル〜 でもホントに、とっても、美術がステキでした。
 活花も凝ってました。
 衣装もおもしろかったです。
 今流行の「和風チック」が好きな人にはいいのかも。


これまで作られてきた江戸の時代劇、吉原モノの世界を
見事なまでに打ち崩した挑戦だったとは思います。
対比するなら『SAYURI』。
ありか!? 帯がゼブラ柄だったり、
 現代の紙巻タバコを知っているからこその台詞があったり、
 「ありえねぇ〜」と思うような、
 突っ込みどころ満載ではあるのですが、
 新しい描き方として、
 若い世代には受け入れられるのかもしれません。



でもね・・・。
どうせ既成の世界観を壊すのだったら、
ステレオタイプな演技はやめて欲しい。
「おぉ〜ほっほっほっほ」
と、思ったのでありんす。

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