2008年03月18日(火) 19:01
![]() | 「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書) コリン ジョイス Colin Joyce 谷岡 健彦 ちびちび的プチ評: ![]()
日本で外国人が暮らすためのハウツーが笑えます。 日本放送出版協会 2006-12 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
イギリスの元・新聞記者であるジョイスさんの
日本見聞録です。
15年以上も日本で暮らしていて、日本語も堪能というだけあって、
日本人が当たり前だと思っている習性や言葉に関する考察は
とてもおもしろく読みました。
ジョイスさん一番のお気に入りの日本語は、
「おニュー」
だそうです。
英単語に日本語を組み合わせて使うという柔軟性と発想力、
おまけに「おニュー」なものに生じる幸福感までとらえている。
普段なにげなく使っている言葉ですが、
言われてみれば
「なるほどな〜
」
と思います。
「外」からの目線で切り込むと、
違う角度からものが見られますね。
ただ。
こうした「不思議の国・エキゾチックジャパン」を書いた本は、
なぜか白人の欧米人によるものが多いように思います。
(政治に関する本は別にして)
でも、たぶん、同じ国を見て歩いても、
アジア人や黒人の感じたものは別のお話になるのでは?
と思うのです。
日本に外国人が増えたとはいえ、
やっぱり「親切度」は違うように感じます。
そして、また。
日本人の礼儀正しさを指摘する方は、
韓国には行ったことがないのかな?
と疑問に感じます。
ちびちびの感じたところでは、
規律正しさは日本の方がありますが、
礼儀に関しては韓国の方が厳しいし、人情も熱いな、と思うから。
例えば。
本書には、
日本以外では「決して」見られない光景として、
電車の中で一人だけ座った友人が、
連れの荷物を持とうとする日本人の親切に
心温まったと書いておられます。
うーん。
ちびちびは韓国に留学中、
何度もバスの中でおばちゃんに荷物をもってもらいました。
最初は、
「こんなに混み合ったバスの中で、堂々と荷物を奪おうとしている!?」
と驚きましたが、
あぁ、これが韓国の人情なのだな、と納得したものです。
たくさんの荷物を持ってフラフラ揺られている姿が
哀れにみえただけかもしれませんが。
だけど、
日本で見知らぬ方が荷物を持ってくれたことはありません。
おまけに、
松葉杖で電車やバスに乗って通勤していたことがありますが、
その一ヶ月間、
席を譲られたこともありませんでした。
杖をついているとかえって危険なので、無理してはずしたくらい。
こんなことは韓国だと考えられないことでしょう。
確かに「エキゾチック・ジャパン」は独特な世界ですが、
も少し視野が広がらないものか・・・
とも、正直感じたのでした。




