人生万事塞翁が馬。 でも、なんだかこんがらがってしまうことが多い日々。
           
米原万理『必笑小咄のテクニック』
2007年08月17日(金) 19:03
新宿の本屋で
「米原万理フェア」をやっていました。
米原さんは、
ロシア語通訳・エッセイストとしても活躍された方。
頭が切れる方なのでしょう。
ユーモアが秀逸で、なおかつ話が深いのです。

思わず手に取った『必笑小咄のテクニック』を
一気読みしました。やっぱりおもしろかった!

必笑小咄のテクニック
 ちびちび的プチ評
  ニヤリからアハハまで、小咄満載です。


小咄とは、短くて笑わせてくれる話のこと。
笑い話、ジョーク、アネクドート、ショートショートなどなど、
古今東西いろんなお話がありますが、
その定型を考えながら、
自分でも小咄を作ってしまおうという本です。

悲劇と喜劇の一発逆転、
動物と子ども、
木を見せて森を見せる、
「三」の使われ方、
誇張と矮小化など、さまざまな型があることが分かります。
ほとんどの小咄は、
この型のどれかを使うか、
ミックスして使うかで、ちゃ〜んと出来上がる。
各章ごとに練習問題がある辺り、
米原さんの本だなぁという感じです。

スターリン政権下でのジョークなどは、
かなりブラックな笑いです。
辛くて惨めな現実を嘆くのは簡単なこと。
それをいかに突き放し、笑い飛ばすか。
これも「生きる知恵」なのでしょうね。

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