2007年07月21日(土) 23:07
久しぶりにチョ〜怖い本を読んじゃって、
いろいろ考えているうちに眠れなくなってしまいました。
大ばばちゃんを筆頭に、
祖父母、両親、弟妹という8人家族に嫁いだ法子。
「他人」であるはずの自分にも、
寝たきりの祖父と、知恵遅れの弟の介護にも、
みんなニコニコ
。幸せ満開
笑顔のみんな。
「だって、私たちは家族だから」
これが決め台詞。
でも、店子だった氷屋さんの無理心中をきっかけに、
法子の心に疑念が起こります。
ひょっとしたら、家族みんなで殺した・・・?
おまけに、麻薬を栽培して販売しているのかも。
友人の知美に相談すると
最初は笑われたものの、庭にチョウセンアサガオがあると聞いて、
知美も心配し始めます。
何より、法子の顔色がヒドイから。
法子は、知美と会っては不安になり、
家族の元に戻っては、
「こんないい人たちを信じられないなんて」と
反省と疑心暗鬼を繰り返します。
果たして、「鬼」は、知美なのか。家族なのか。
でも、だんだんと法子の思考が奪われていく。
それは食べ物に入れられた「あるもの」のせい。
読んで最初のうちは、
「なに、この家族? ヘンじゃん、おかしいじゃん」
と訳が分からなくて法子と一緒に混乱します。
だから思わずページをめくってしまう。
でも読んでるこちら側は「あるもの」を食べてませんから、
頭がはっきりしています。
だから、法子に言いたくなります。
「あかんて!危険信号をちゃんと聞いて!考えて!」
「本当の家族」になりたい一心の法子。
愛する夫とわずか4ヶ月で別れるなんて考えられない。
そして、家族みんなも、
法子の悩みに一所懸命応えようと涙してくれる。
すばらしい娘として持ち上げ、賞賛する件なんて、
新興宗教か、自己啓発セミナーか、密室商法か、て感じです。
1対8で自分のことを褒めちぎられるなんて、
そんな経験、持ってる人の方が少ないですよ、ね?
そりゃあ、舞い上がっちゃいますよ。
「本当の家族」への一線は、どうやって超えるのか。
そして、その先にあるのは、どんな世界なのか。
おぉ、コワ

しかし、「家族」というものは、やっかいですね。
何をもって「本当の」というのかも謎。
ちびちびは、でぶりんの母や姉や親戚との付き合い方が、
未だに分かりませんもん。
でもたぶん、でぶりんも同じことを思ってる気がします。
なにしろ、
ちびちびの実家で初めてお正月を過ごした時、
自分家とのあまりの違いに目を丸くしてましたから。
それはいつも私が感じてることなんだよ〜ん。
ちびちびにとって当たり前のこと。
他の人にとっては、そうじゃないんですよね。
2人だけならルール作りを一から始められますが、
身体に染み込んだものは、なかなか崩せない。
自分のしていることがヘンかどうかは、
自分では分かりません。
そもそも、常識は疑えないもの。
変えて欲しいことは、少しずつ攻めるしかない。
それが、2人の関係を深め、確かにし、結びつけるものならば。
お! と、いうことは。
ちびちびも、「洗脳」されてるのかしらん。
いろいろ考えているうちに眠れなくなってしまいました。
![]() | 暗鬼 (文春文庫) 乃南 アサ ちびちび的プチ評: ![]()
「家族」という名の密室サスペンス。かなり追い詰められます。 文藝春秋 2001-11 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
大ばばちゃんを筆頭に、
祖父母、両親、弟妹という8人家族に嫁いだ法子。
「他人」であるはずの自分にも、
寝たきりの祖父と、知恵遅れの弟の介護にも、
みんなニコニコ
。幸せ満開
笑顔のみんな。
「だって、私たちは家族だから」
これが決め台詞。
でも、店子だった氷屋さんの無理心中をきっかけに、
法子の心に疑念が起こります。
ひょっとしたら、家族みんなで殺した・・・?
おまけに、麻薬を栽培して販売しているのかも。
友人の知美に相談すると
最初は笑われたものの、庭にチョウセンアサガオがあると聞いて、
知美も心配し始めます。
何より、法子の顔色がヒドイから。
法子は、知美と会っては不安になり、
家族の元に戻っては、
「こんないい人たちを信じられないなんて」と
反省と疑心暗鬼を繰り返します。
果たして、「鬼」は、知美なのか。家族なのか。
でも、だんだんと法子の思考が奪われていく。
それは食べ物に入れられた「あるもの」のせい。
読んで最初のうちは、
「なに、この家族? ヘンじゃん、おかしいじゃん」
と訳が分からなくて法子と一緒に混乱します。
だから思わずページをめくってしまう。
でも読んでるこちら側は「あるもの」を食べてませんから、
頭がはっきりしています。
だから、法子に言いたくなります。
「あかんて!危険信号をちゃんと聞いて!考えて!」
「本当の家族」になりたい一心の法子。
愛する夫とわずか4ヶ月で別れるなんて考えられない。
そして、家族みんなも、
法子の悩みに一所懸命応えようと涙してくれる。
すばらしい娘として持ち上げ、賞賛する件なんて、
新興宗教か、自己啓発セミナーか、密室商法か、て感じです。
1対8で自分のことを褒めちぎられるなんて、
そんな経験、持ってる人の方が少ないですよ、ね?
そりゃあ、舞い上がっちゃいますよ。
「本当の家族」への一線は、どうやって超えるのか。
そして、その先にあるのは、どんな世界なのか。
おぉ、コワ


しかし、「家族」というものは、やっかいですね。
何をもって「本当の」というのかも謎。
ちびちびは、でぶりんの母や姉や親戚との付き合い方が、
未だに分かりませんもん。
でもたぶん、でぶりんも同じことを思ってる気がします。
なにしろ、
ちびちびの実家で初めてお正月を過ごした時、
自分家とのあまりの違いに目を丸くしてましたから。
それはいつも私が感じてることなんだよ〜ん。
ちびちびにとって当たり前のこと。
他の人にとっては、そうじゃないんですよね。
2人だけならルール作りを一から始められますが、
身体に染み込んだものは、なかなか崩せない。
自分のしていることがヘンかどうかは、
自分では分かりません。
そもそも、常識は疑えないもの。
変えて欲しいことは、少しずつ攻めるしかない。
それが、2人の関係を深め、確かにし、結びつけるものならば。
お! と、いうことは。
ちびちびも、「洗脳」されてるのかしらん。




