人生万事塞翁が馬。 でも、なんだかこんがらがってしまうことが多い日々。
           
『論座 2007年8月号』
2007年07月31日(火) 18:27
昨日、作家の小田実さんが亡くなったとの
ニュースがありました。
平和活動家として、市民運動家として、
9条を守る会の人として、文学者として、
尊敬する方だっただけに、悲しい気持ちでいっぱいです。

「死ぬ前に言っておきたいことがある」
というインタビューが掲載された論座の8月号
買ったまんまで、まだ読んでいなかったので、
急いで読みました。

論座8月号 今の日本の空気が1941年の頃と
 とてもよく似ていると憂いてらして、
 国民投票法は「少数権力委任法」だと、
 その危険性を指摘されています。
 小泉首相は「劇場型」の分かりやすさがあったけれど、
 安倍首相は日本的なはっきりしない形の雄弁家だと。
 うやむやのうちに、
 やりたいことはやっていくところがある、とのこと。



今回の参議院議員選挙の結果を知ることができたら、
そしてそれを受けての安倍さんの会見を見ることができたら、
どんな言葉を語ってくれただろうと思います。
小田さんのご冥福を心からお祈りします。

話は変わって、この論座には、
「安倍首相ぶらさがり詳録」という記事があります。
これが、まぁ、爆笑ものです。

記者「(略)足の具合がよろしくないように思いますが、
   どうしたのですか。」
首相「大丈夫ですね。皆さんもよく挫くんじゃないの?」
記者「挫かれたのですか?」
首相「あなたなんかしょっちゅう挫いてる感じだけど(笑い)」
記者「挫かれたんでしょうか?」
首相「そうね」

アハハハハ。
類は友を呼ぶ。
やっぱり、内閣のみなさんは
仲良しのお仲間だったのね。
記事のようにまとめて語録を読むと、
いかに安倍首相が
「はぐらかし」の名人かが分かりますよ。
言葉に意味のない雄弁家は、人の心を打つ言葉を話せないね。
在日女性文学雑誌の創刊
2007年05月15日(火) 23:20
いよいよ今週末の5月19日に、

『パッチギ! LOVE & PEACE』

が封切られます。

こちらは2005年に公開された『パッチギ!』です。
パッチギ ! プレミアム・エディションパッチギ ! プレミアム・エディション
塩谷瞬 松山猛 井筒和幸

ちびちび的プチ評
初々しい沢尻エリカさんが超かわいい!
このままでいて欲しかった・・・

ハピネット・ピクチャーズ 2005-07-29

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この映画を観たときは、
「久しぶりに爽快な邦画を見たな〜」と
かなり嬉しくなりました。
クライマックスで主人公が、
泣きながら歌うシーンは涙ウルウルものです。
決して「上手」に歌っているわけではありません。
でも、あのシーンでは「上手」に歌ってはいけない。
井筒監督の演出力、さすがです。

これまで何本もの「在日朝鮮人もの」映画が制作されましたが、
私にとって、いつも何か物足りないものがありました。
それは、どれもが「男の目線」からだったから。

そりゃあ、あんたらは自分の憤懣や哀しみを
酒やら女やら暴力やらで晴らせるやろうけど・・・

と、男たちに踏みつけにされたままの「女」への、
無理解・無遠慮、あるいは無視されることの不満がありました。

でも、この不満は、
ちびちびだけのものではなかったと分かりました。
在日女性たちの声をすくいあげたいと、
『地に舟をこげ 在日女性文学』の創刊号が発刊されたのです。
地に舟をこげ―在日女性文学 (Vol.1創刊号(2006))地に舟をこげ―在日女性文学 (Vol.1創刊号(2006))
呉 文子

在日女性文芸協会 2006-11
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これまで、二重・三重に差別され、
虐げられてきた女性たちの思いを表現する場をつくりたい。
と、協会代表の高英梨さんは語っています。

作家の澤地久枝さんとの冒頭対談は、
おもしろくもあり、正直、物足りなくもあり。
在日一世の介護問題(呉文子氏)や、
母語と母国語の問題への評論(朴和美氏)は、
身近な問題でもあり、とても興味深かったです。

雑誌不況の現況で、創刊までの道のりを思うと、
「よくぞ、ここまで」と拍手を送りたい気持ちです。
ぞくに、韓国料理の味は「手」で出す、と言われます。
これから号を重ねるごとに、よくもみこまれ、
味が出てくることを期待してます。

母体の在日女性文芸協会では、
「賞・地に舟をこげ」を作って、
作品も募集しているそうです。







これって、犯罪!?
2007年05月14日(月) 22:00
先日、本屋で本を買おうとレジに並んでいたところ、
カウンターの横に小冊子をみつけました。
その名も、

「本が好き!」

というもの。
日本ミステリー文学大賞を受賞した夏樹静子さんの
エッセイを読んでみたかったので、
支払いを済ませた後、
カウンターから一冊もらってきました。

今日になってようやく開いてみると、
片山恭一さんや野中柊さんといった
若手(?)作家の連載小説あり、
山崎ナオコーラさん、槇村さとるさんのエッセイありと、
なかなかに読み応えのあるものでした。

フリーペーパーにしては充実じゃん、
と思いながら、裏表紙を見ると・・・

頒価100円 年間購読料1000円

の文字。
げげげげげっ!!!
こ、これって・・・フリーペーパーじゃなかったの!?

だって、出版社からの「新刊のお知らせ」などの
チラシなどの横にあったのよ?
ちびちびがカウンターから雑誌を手にするのを
見ていた店員さんもいるはず。でも、何も言われなかったよ?
ひょっとして、気付かないうちにお金を払ってたの、私?
ただ、レシートには、その時買った本代しかないけどね。

言い訳をいっぱい考えたところで。
さぁ、これ、どうしたらいいんでしょ。
ぶっちゃけ、フリーだと思ったからもらってきた雑誌。
でもまさか「返品します」というわけにもいかないのでしょうね。
100円払いに行くしかないのかしらん。

あぁ、まぬけ。



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